これを歯科用語で「ホワイトスポット」と呼びます。
原因は、
- 初期虫歯
- 生まれつきの形成不全
が考えられます。
1の初期虫歯と言うのは、歯の表面が少し虫歯(脱灰)して、白く濁っているという状況です。
脱灰が進むと剥がれてきたり、虫歯が進み穴が開いたり黒くなってきたりします。
穴が開いていない場合は、このまま様子をみて、進行していないかをチェックしてもらう必要があります。
2の生まれつきの形成不全と言うのは、歯が出来上がるときに表面のエナメル質が何らかの原因できれいに作られず、白く濁っているという状況です。
この場合は、結構深いところまで白くなっていることがあります。
さて、このホワイトスポットは「歯のほくろ」のような物です。
気にならない人は良いのですが、気になる人は気になりますよね。
個性の一つだと割り切れれば良いのですが・・・
今回の写真の方も、気になりどうにかしてほしいということでした。
結婚式も数カ月後に控えているというのも特に気になる理由だということでした。
しかし、このホワイトスポットの治療はなかなか難しい。
シンプルに考えると、白い部分を削って歯と同じ色の樹脂コンポジットレジンを詰めるダイレクトボンディングをすれば良いのでは?って思うかもしれません。
でも、健康な歯を削ってしまいます。
一時的には綺麗になっても必ずレジンは変色してきます。
そうするとまたそこを削るって詰め替えるということを繰り返していかなければなりません。
今回の患者さんも20代。
50代まで5年ごとにつめ替えても6回くらいはやり直さなければいけない。
6回もすればかなり大きく削ってしまいます。
さて、どうするか?
長くなってきましたので、
実際の治療結果は、また今度!
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審美歯科治療方法「ダイレクトボンディング」
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