2024/04/17

治療例 マウスピース矯正 9ヶ月で出っ歯を改善する

SlowDentalClinicの院長の東(あずま)です。

桜が散ったと思ったら一気に暑くなってきましたね。
春を飛び越して夏になった感じです。
今年の夏は暑いのでしょうか?

さて、治療例の紹介です。
今回は、当医院で力を入れている治療方法「マウスピース矯正」です。

「マウスピース矯正」は、透明なフレームを常に装着することで徐々に歯を動かす比較的新しい矯正方法です。
ここ数年で、認知度が急激に上がり、マウスピース矯正を取り扱っている歯医者さんも急激に増えてきましたね。
その分、ニュースになるトラブルも増えてきていますが・・・。

どの治療方法もそうですが、どの歯医者さんで治療してもらうべきなのかをもっと考える必要性があると思います。
おすすめはとにかく似た治療例を見せてもらうことです。
矯正治療をしているのなら、治療前後の写真と模型は必ず保存していると思います。
それを見せてもらうことでトラブルはかなり減らせると思います。

あとはしっかりと相談にのってくれるかどうかです。
不安や疑問をとにかく質問して相談して下さい。
それに対してしっかりと対応してくれるかどうかです。

多くの歯医者さんで扱うようになってくると値段や割引でアピールしているところも増えてきますが、それだけで選ぶのは止めておいたほうが良いと思います。
物を買うのとは違いますからね。




さて、今回の患者さんは、上の前歯が出ているのが気になると来院されました。
スペースが小さいために真ん中2本が外側に押し出された歯並びになっています。



治療後の写真です。
治療期間は9ヶ月です。
きれいに並んでいるのがわかると思います。

マウスピース矯正は部分的な矯正に特に相性が良いと思います。
ちょっとした矯正のために大掛かりな目立つ装置をつけたくないと思われる患者さんは多いと思います。
マウスピース矯正なら目立たないのでその点は安心ですね。

当医院の現在の「マウスピース矯正」の技術はこんな感じです。
歯並びで悩まれている方は気軽に相談して下さい。


当医院での「マウスピース矯正」の他の治療例はここで見れます。

「マウスピース矯正」についてはここに詳しく書いていますので参考にしてください。




















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「完全予約制」「自費診療専門」「貸し切り診療」「マイクロスコープ設置」
広島県福山市駅家町法成寺
「SlowDentalClinic」


目立たない矯正
「マウスピース矯正」
ホワイトスポット治療
「Icon アイコン」
変色した歯を白くする
「ウォーキングブリーチ」
歯肉のホワイトニング
「ガムピーリング」
すきっ歯を削らず治す
「ダイレクトボンディング」
自宅で歯を白くする
「ホームホワイトニング」

歯茎の形を整える
「歯肉整形」
264

2024/04/09

当医院でのマイクロスコープ(顕微鏡)を使っての虫歯治療のダイレクトボンディングはこんな感じです。その3

広島県福山市にあるSlowDentalClinicの院長の東(あずま)です。

前回の続きです。



前回までで、金属の詰め物インレーを除去し、虫歯部分を除去したところまできました。

今回はここに歯と同じ色の樹脂コンポジットレジン(CR)を詰めていきます。


まず最初に歯と歯の間の部分を作っていくのですが、ここが一番この治療で難しく、そして精密さが求められます。
というのもここに隙間や段差を作ってしまうと、清掃性が悪くなって再び虫歯を作ってしまうトラブルが発生してしまうからです。
しかし、歯と歯の間は直接形を作ることはできない。
そのため、上の写真のように薄い金属の板を入れて、型を作ります。
このとき大切なのは、この板と歯の間がずれていたり、隙間を作らないことです。
マイクロスコープで見るとこれがうまく出来ているかをしっかりと確認することが出来ます。
この状態にするだけで結構時間をかけますが、それだけの価値がある部分です。


酸で表面を処理し(エッチング)、接着剤を塗っていきます(ボンディング)。
このときもしっかりと塗れているかをマイクロスコープで確かめていきます。
上の写真では見切れていますが、実際のドクターの視界は上下にもう少し広いので見えています。
録画する装置がワイド画面なので実際の視界より上下が少し狭くなっています。
診療に集中しすぎて見切れているのに気が付きませんでした。




液状のレジンを流し込んでいきます。
このときも空気を入れてしまわないようにしっかりと奥までノズルを入れて、ゆっくりと流し込んでいきます。
マイクロスコープで見るとよくわかります。

レジンは強い光を当てると硬化します。




歯の間を詰め終わったら今度はかみ合わせの部分を作っていきます。
一気に詰めるのではなく、もともとの歯の形を想像して作っていきます。





詰め終わったら、ラバーダムを外し、かみ合わせの調整や研磨をしていきます。
ラバーダムをした状態だと、歯の間の調整やかみ合わせの調整は出来ないですからね。
歯の間の部分をしっかりとマイクロスコープでチェックしていきます。
問題なさそうですね。


治療前



治療後

どうしても、金属の詰め物インレーを除去してレジンにかえる治療となると見た目の方に注目が集まります。
それも大切ですが、今後虫歯にならないようにきっちりと治療することもとても大切です。

当院では、

・治療時間の確保
・貸し切り診療
・ラバーダム
・マイクロスコープ

というシステムを使って、出来るだけ頑張っています。

相談してみようと思われた方は気軽に連絡をお願いします。


他の「ダイレクトボンディング」の治療例はここで見れます。
https://eastdental.blogspot.com/search/label/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%9C%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0


ダイレクトボンディングについてはここに詳しく書いていますので参考にしてください。




















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「完全予約制」「自費診療専門」「貸し切り診療」「マイクロスコープ設置」
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目立たない矯正
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「Icon アイコン」
変色した歯を白くする
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歯肉のホワイトニング
「ガムピーリング」
すきっ歯を削らず治す
「ダイレクトボンディング」
自宅で歯を白くする
「ホームホワイトニング」

歯茎の形を整える
「歯肉整形」
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2024/04/03

当医院でのマイクロスコープ(顕微鏡)を使っての虫歯治療のダイレクトボンディングはこんな感じです。その2

広島県福山市にあるSlowDentalClinicの院長の東(あずま)です。

前回の続きです。




前回で、詰めていた金属インレーを除去しました。


歯を削る機械 エアータービンを使って歯を削っていきます。
虫歯のところや残っているセメント部分のみをピンポイントで削っていきます。
マイクロスコープ(顕微鏡)を使って治療すると、これくらいはっきりと見えます。
とはいえ、マイクロスコープを除きながら正しい位置に削る道具や鏡を持っていくことは非常に難しく、鍛錬が必要です。
特に今回のような奥歯の場合は、狭く、道具同士が干渉することも多く、工夫が必要なことも多いです。



機械では難しいところは、手動の器具を使って悪い部分をとっていきます。
機械より効率は悪いですが、不必要な部分を削るリスクが減ります。


う蝕検知液という、虫歯の部分を染める液があり、それで染めています。
虫歯の部分で削るべきところは青色に染まります。
染めるとわかりやすいですよね。


先ほど染まっていたところを削ります。
削り残しが無いことも大切ですが、必要以上に削りすぎないことも歯を残すためには大切です。


かなりきれいになったのがわかると思います。
これで削るのは終了です。

文章が長くなってきたので、今回は、ここまでです。
次回は、レジンを正確に詰めていくことになります。

こんな感じの治療をしていますので、相談してみようと思われた方は気軽に連絡下さい。






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2024/03/30

当医院でのマイクロスコープ(顕微鏡)を使っての虫歯治療のダイレクトボンディングはこんな感じです。その1

広島県福山市にあるSlowDentalClinicの院長の東(あずま)です。

以前ブログで書いた記事
「治療例 金属の詰め物(インレー)をダイレクトボンディングで白い歯にする。金属アレルギーのため。」
をもう少し詳しく解説していこうと思います。

まずはじめに酔」です。
当医院では、出来るだけ痛みを感じさせないように努力をしています。
もちろん麻酔をするときの注射の痛みも出来るだけ少ないよう心がけています。

1、麻酔箇所に表面麻酔薬「ペンレステープ」を貼る。これにより触っても何も感じなくなります。
2、数分待つ。
3、浅いところに麻酔注射をして少量薬液をいれる。
4、数分待つ。
5、深いところまで針を進めて、時間をかけてゆっくりと麻酔液をいれる。
6、数分待つ。
と、非常に時間をかけます。

時間はかかりますが、こうすることで痛み少なく注射できます。

次に、
当医院では、虫歯治療や歯の中の神経の部分の治療などをするときは必ず「ラバーダム」を装着して治療を行います。

ラバーダムは、治療する歯と口腔内をゴム製のシートで分離することです。

そうすることで、
・口腔内から隔離することで唾液・血などからの感染防止
・唾液や呼気などからの湿気を遮断
・器具や薬液が口腔内に入るのを防止
・治療する歯のみになり集中できる
などのメリットがあります。


この写真の紫のシートがラバーダムです。

そして、「マイクロスコープ」についてです。
これは、治療用の顕微鏡で、これを覗きながら治療をしていきます。
マイクロスコープによって、
1.拡大して見える
2.明るく見える
3.映像録画出来る
というメリットがあります。

歯の大きさは約1cm程度、小さい虫歯は1mm以下、根の管は0.1mmよりも細いです。
裸眼ではほとんど見えません。
それを10倍や強拡大の20倍にすることで非常にはっきりと見ることができ、精密な診断・治療を行うことができるようになります。

そして、見ている視点と同じ向きに光を出しているので非常に明るく見ることが出来ます。
根の治療などは、洞窟の奥を覗きこむような治療です。
視点と違う向きからのライトは影が出来るのですが、マイクロスコープはそれが出来にくいので見やすいのです。

そして、先程の写真のように映像を残すことができます。

「ここに虫歯がありますから治療しますね。」「根が割れていますから抜歯ですね。」って言われたけど本当にそうだったのかなぁ?って思われた経験はありませんか?

マイクロスコープの録画機能があれば、患者さんに詳しく写真や動画で患者さんの現状や治療時の様子を見せることが出来ますので、納得・安心して治療が受けれるわけです。
やはり実際に見れると納得・安心できますよね。
治療後に動画でいつもお見せしているのですが、患者さんはいつも興味津々で見られていますね。


金属の詰め物を削って除去しているところです。
実際にドクターが見ている映像と同じものを見ることができます。
こんな感じで非常に大きく明るくクリアに見えます。
出来るだけ金属のみを削るようにしています。
ラバーダムのお陰で、奥歯ですが、舌などが排除され安全に治療ができます。


こんな感じで詰め物を分割していきます。



除去した直後はこんな感じ。
出来るだけ金属のみを削って健康な歯は削らないようにしています。

さて、文章が長くなってきましたので、「その1」はここまで。
「その2」に続きます。

こんな感じの治療をしていますので、相談してみようと思われた方は気軽に連絡下さい。


記事が面白かったり、気に入った場合は「いいね!」して頂けるとありがたいです。




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「SlowDentalClinic」


目立たない矯正
「マウスピース矯正」
ホワイトスポット治療
「Icon アイコン」
変色した歯を白くする
「ウォーキングブリーチ」
歯肉のホワイトニング
「ガムピーリング」
すきっ歯を削らず治す
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自宅で歯を白くする
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歯茎の形を整える
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